指定取り消された介護業者が懲りずにダミー会社で不正を続ける
2006年11月7日
今年5月に介護報酬約1億円の不正請求が発覚した「芝ケアー・マネージメント」が、別の2社にヘルパーや利用者を移し替えて不正請求を続けていたことがわかった。
2社はもともと芝ケア社の実質的オーナーの所有で、指定取り消し後の受け皿に利用された形だ。都は、介護保険法に基づいて2社の事業者指定を取り消した。
指定を取り消されたのは、介護事業者「紙布工房」(足立区)と「あすかケアーセンター」(荒川区)。2社とも、芝ケア社の元従業員が社長となっている。
都福祉保健局によると、芝ケア社は2003年12月〜今年1月、足立区小台で訪問介護や通所介護などの事業所を運営。キャンセルされたサービスを行ったように装うなどの手口で、足立区や北区などに計約9400万円の介護報酬を不正請求し、利用者から自己負担分約1000万円を集めた。
不正請求額は全国ワースト2位で、都は5月に事業者指定を取り消した。